■ホームヘルパーの給与の現状



   ホームヘルパーのニーズは今後更に高まるものと見られますが、
   半面、介護保険制度の導入以降、行政から民間への介護委託が
   進む中、今後は、安定した公務員としてのホームヘルパー採用の
   増加は、なかなか見込めないのが現状のようです。民間事業の
   中で働くホームヘルパーは、殆どが非常勤で、給与も時給制と
   なっています。

   時給の相場としては、家事援助で1,000円以下、身体介護で
   1,000円台の前半ですが、一件につき仕事する時間は1〜2時間
   くらいなのでホームヘルパーとしてきちんとした給与を得るには、
   一日に何件もの利用者宅をまわる必要も出てきます。経験を
   積めば、常勤となることも出来ますが、それでも、平均した
   給与は月額で20万円くらいのようです。

   民間事業者では、コストがかかる訪問介護系事業から撤退し、
   利益を上げやすい施設系の事業に進出するところも増えています。
   これに伴い、これまでホームヘルパーの働く場は、訪問介護系が
   中心だったのですが、今後は施設系が増える可能性も高くなります。
   また、こうしたところでの事業で利益をアップすることが出来れば、
   ヘルパーの給料アップも見込めることになります。

   いずれにしろ、ホームヘルパーの賃金は現在は低いのが現状です。
   今後、それがどのように改善されるのかはまだ暗中模索の状態の
   ようです。ホームヘルパーの人たちが集まり、賃金アップのための
   改善を行う組織を確立する動きも今後は出てくるかもしれませんが、
   ホームヘルパーを目指す人は、こうした動きにも注意が必要でしょう。

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