■高まるホームヘルパーの社会的役割
ホームヘルパーは、介護保険制度の導入以降、福祉の仕事の中でも、
最近最も浸透するようになってきた職業でしょう。高齢者・障害者
に接する介護の仕事としてのエキスパートであり自宅や福祉施設
で身体介護サービスや家事援助サービスを提供するのが仕事です。
着替え、食事、入浴、排泄などの身体介護、掃除、洗濯、買い物、
調理などの家事援助、などが主な業務ですが、これ以外、身体介護
の記録と保管、担当医・主治医・保健師との連絡、病院への通院介助、
デイサービス施設への付き添いなど、するべきことは多岐にわたり、
担当する人の状況、家庭事情により、比重も異なってきます。
介助を担当する人も、寝たきりや認知症などの高齢者から、肢体
不自由者や重度の身体障害者、視覚・聴覚・言語・内部障害者まで
さまざまです。身の回りの介護や家事の他にも、悩み事の相談や
アドバイスなど、精神的なケアにも努めなければなりません。
利用者の生活の質(QOL)を高め、いつまでも安心して暮らせる
ように援助し、さらに要介護者と生活をともにする家族の介護負担
の軽減が一番の目的となります。
ホームヘルパーになるためには、特に資格は必要ありませんが、
厚生労働省が定めた基準による「ホームヘルパー養成研修」を
修了した方が、就職には有利となります。養成研修は、介護知識や
技術などのホームヘルプサービスの質の向上を図るために実施
されているもので、各都道府県で1級から3級の認定をしています。
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